懸巣氏作成フリーシェル「にくじゃが」使用ゴーストオールスターSS
朝食ににくじゃが八人前を食すのは胃腸に悪いと思う
デスクトップの脇にある一つの家屋。
そこはフリーシェル「にくじゃが」によって製作されたゴースト達の詰め所となっている。
今日も太陽が地平線から現れた。
にくじゃが達の波乱に満ちた?一日が始まっていく。(07/02)
今回の登場ゴーストは8名を予定。
あゆみ・仮名子・萌迦・ティミス・ノルネ・てぃの・愛海・美香(07/03)
という事で場面は朝。
\0と\1は基本的に別室となっている。
無論、ティミスとノルネだけは例外であるが。(07/04)
「う〜ん・・・」
一番最初に目が覚めたのは仮名子。
理由としては一番生活リズムが整っていそうだからである。
という事でなかなか起きない全員を起こす事になった。(07/05)
部屋中を見回すと、
きっちり布団にいる者は五名。
そして、机に向かって突っ伏している者が一名。
さらには、パソコンを組み立ての最中にどうやらそのまま寝てしまった者が一名。(07/06)
「え〜っと、まずは・・・」
机に突っ伏したまま寝てる人のところに向かう仮名子。
「お姉さん、萌迦お姉さん」
萌迦の肩を揺すって起こそうとする。
「・・・!萌化流睡蓮峡!」
どうやら起こし方が悪かったようだ。この瞬間、萌迦の「防衛本能」が発動。
ふりかぶった右手が仮名子に迫る
「きゃあ!」
が、突然止まった。
「あ、なんだ。仮名子?」
「驚かさないでください・・・」
「ゴメン、いつもの癖で」(07/07)
朝っぱらから殺人事件を起こせるほどの技量は筆者には無い。
いや、別に夜だからいいという訳でもない。
そんな事はさておき、
次に目についたのは組み立て中のパソコンに寄りかかって寝ている人。
その人の名前は「美香」
プログラムからパソコンまでを得意とするにくじゃが一のメカニックネットワークおた。
「・・・美香さーん?」
とりあえず仮名子が肩を揺すって起こす。(07/08)
「う、う〜ん・・・?」
反応はあるが目は開いてない。
「美香さーん?」
何回揺すっても目覚める気配が一向に無い。
「・・・どうしようかな」
困り果てる仮名子。
「んじゃ、ちょっとやってみる」
代わりに出てきたのが萌迦。
「『やってみる』って?」
「ん〜と」
自分の首に指をあてて指圧のようなことを始める。
後で聞いた話だが、どうやらこの時「声帯を弄ってた」らしい。
「美香、TCPポート8023に不正アクセス記録が存在していてよ」
「・・・えぇ!?」
その声は、まさしく某紅薔薇に酷似していたそうな。
どうも先ほどの言葉はネットワークの人にはまずい言葉のようで。
一気に眠気が飛んだようだった。
「おはよう」
「おはようございます」
そんなうろたえをよそに普通に挨拶を交わす(交わされる)二人。
「あ。え、えっと、おはようございます」
後に事情説明(と言ったって萌迦が一芝居打ってたというだけだが)はしたそうだ。(07/09)
「さ〜て、次は、と・・・」
残りは全員布団に入ってる。
よく分からないがとりあえずランダムに一人を選び出した。
「・・・誰だろう?」
外見が全く同じな上に掛け布団で顔も半分隠れてるので区別が付かない。
「代わって」
で、出てきたのが萌迦。
「ていっ」(07/10)
眠っている「にくじゃが」の胸の上に右手を置く。
「えっ!?お、お姉さん!?」
そのまま布の上から滑らかに手の平で撫で回していく。(07/11)
「んん・・・」
少し身をよじって魔手から逃れようとする。
「えーと」
逃がさないとばかりに追尾してなおも指を動かし続ける。
「にくじゃが平均値より2cmばかり薄い」
※にくじゃが平均値・・・萌迦が個人調査を行なって独自に弾き出した「にくじゃが」の色々な平均値。
「愛海さんだ」
とりあえずそういう結論が出た。
「よし」
どうやら確信したらしく、今まで弄ってた萌迦の指が不思議な動きをし始める。
(※青少年にとって描写がよろしくない事をやっているようなので省略されました。続きを読もうとしてここを押しても無駄です)
「え、あ、あ、な、なにやってるんですかぁ!?」
寝ていたにくじゃがが自分の身体に起きてた異変にようやく気付いたようだ。
「ほらね」
満足げに萌迦が言った。
「お姉さん・・・」
なんかもう何とも言い難い複雑な表情な仮名子がそこにいた。(07/12)
愛海も目覚めて、あと四名。
てぃの、あゆみ、ティミス&ノルネ。(07/13)
「じゃあ、この人」
今までの騒ぎで何故目を覚まさないのか?という疑問はさて置いて。
ランダムに選び出された次のにくじゃが。
もちろん見た目は誰なのかは分からない。
「んー・・・」
「あ、そうだ」
萌迦が冷蔵庫を漁る。
また何か変な事思いついたなとばかりに呆れた顔を浮かべる一同。(07/14)
一刻の後、取り出だしたるは
・ゆうかもなか(最中)の皮
・塩
・砂糖
・マーガリン
・とろけるチーズ
・もずく
・大量の砂糖入りカフェオレ(以降偽Max)
・蜂蜜
「そ、それは・・・!」
「知っているんですかぁ?仮名子さん」(07/15)
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虞魯居亜霊(ぐろいあれ)
清朝末期、偏知瑠汐府(ぺんしるしょっぷ)と名のつく都においてある事件が起きた。
ここ一帯を支配していた時の皇帝魅那諭(みなゆ)というものが
かの都の皇帝、諏示威(すしい)も行なっていたとされる職業、泥地映(でいじえい)として就いていた。
ちなみに魅那諭の代表作として「魅那螺地(みならじ)」が挙げられるがここでは端に除けておこう。
とにかく、その魅那螺地の放映中にその事件は起きた。
魅那諭が何気なく泥地映の職務の最中に民衆達に質問を投げかけた。
「かの国に行なわれし「縁飯四(えんいー4)」の祭にて我、最中の皮を得たり。はて如何にせんとあらんや」
この言葉に民衆はあらゆる意見を出した。
「火をかけ塩をまぶし、食すべし」
「砂糖をまぶすべし」
「乳脂肪を塗ってはいかがだろうか」
「果汁を塗るべきだろう」
「乳脂肪分に塩を織り交ぜたものを入れてみては」
「東洋より伝わりし豆の発酵物を」
「全ての意見を(かすれてて読めない)」
「大量の砂糖入りの西洋飲料に浸して賛路会(さんじかい)のように」
「蜂の集めたこの栄養分を」
意見の多さに面食らった皇帝魅那諭は公平を規すために手元にあった卵崇(らんすう)の儀で決める事にした。
そして、結果は「7番目を行なえ」
流石に魅那諭もこれには焦った。
だが、熱のこもった民衆には勝てず儀式通りに全てを執り行った。
そして、しばらくの間、魅那諭は病に臥したという。
三ヵ月後、魅那諭は回復した。
魅那諭曰く、
「我、天を駆け巡りたり。虞美人や張魯、居らぬ筈の亜細亜の亡霊にも出会いたり」と。
その発言を聞いた民衆は、この皇帝の病の原因となった食べ物を皇帝の発言から「虞魯居亜霊」と呼ぶようになったという。
なお、近年においてゆうかもなかの皮を用いて似たような事をやったというDJがいるが、
おそらくいつまで経っても人間は民衆に煽動されて無理なものでもやってしまうのであろう。
民明書房刊「これを食べるぐらいなら餓死を選んだ方がいい食べ物ベスト1000」より
----------(07/16)
「そ、そんな恐ろしい物なんですかぁ?」
「本当にそれを作ろう・・・って考えてるんですか?」
『これを食べるぐらいなら餓死を選んだ方がいい食べ物ベスト1000』を本棚に戻しながら
愛海と美香は仮名子に聞く。
「そういう人なんです、お姉さんは」
消沈顔で仮名子はそう告げた。
ちなみに萌迦はすでに台所で調合(?)を始めてる。(07/17)
「萌迦さん」
やってきたのは愛海。
「えっと、愛海さんかな?なにか異常でも?」
「ごめんなさいぃ!」
ガンッ
「うっ・・・!(バタッ)」
いつの間に持ってたフライパンが萌迦の頭を直撃。
しかも縁の部分。
「流石にシャレにならないんですってばぁ」
着々と作られる"虞魯居亜霊"の行程にさすがに正義感の方が勝ったらしい。
愛海の行動が引き金となり、他のにくじゃがもせっせと製作途中の"虞魯居亜霊"を片付けていった。
こうして一人のにくじゃがの勇気ある行動によって
一人のにくじゃがの命が救われたというお話でした。(07/18)
という訳で。
てぃのの貞操生命も何とか守られ、無事に一日を始める事が出来たのであった。
で、残りは三人。
ティミスとノルネ、それとあゆみ。(07/19)
「ふむ」
立たせてもらえれば分かるが、ティミスとノルネの双子は目の色が違う。
目を開けて見れば区別はつくのだろうが寝ているのでそうはいかない。
だが、それでもやるのがネタ師というものである。
「はい」
「え?」
白羽の矢が立ったのは先ほど無事に起床したてぃの。(07/20)
「わたしですか?」
「そりゃあもう」
そんなよく分からない流れでてぃのに決定。
人を起こすだけなのに何故こんな誰とか決めるのかとか言うそういった疑問は流れによって隅の方に追いやられた。
"流れ"というのは非常に怖いものなので皆さんも気をつけましょうね。
そして今、そんなてぃのの周囲に配置されたのは「マイク」や「音源」
「こ、これってまさか・・・」
「知っていr(ry」
「ええ、あれは世に聞k(ry」
『
(省略されました。この辺を読むのは時間の無駄だと思います)
』
という事で放送開始。(07/21)
以降はBBS方式でお楽しみください
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にくじゃがDJてぃののてぃのらじ
1 名前:にくじゃが774人前 :XX/07/23 08:27 ID:[7tlii7ke]
DJてぃのがリスナーさん達とやりとりするスレ
前スレ
http://jbbs.shi***ba.com/c***uter/bbs/read.cgi?BBS****96&KEY=106******3
聴き方はこちらを参照
http://www.ladio.***/**kik***.html
2 名前:にくじゃが774人前 XX/07/23 08:27 [arCaMgAQ]
2
3 名前:てぃの(s5ThiNoH):XX/07/23 08:27 ID:[6fpw3GRD]
今回の突発放送のアドレスはこちら
Winamp用 http://533******/thinoradi.mp3
『はい、それでは突発放送をこれより開始致します』
4 名前:NSK(Niseks5LT)XX/07/23 08:28 ID:[O05vW3LR]
つд・)ノシ
『NSKさんのしー』
5 名前:ASk(aSK4rUMC) XX/07/23 08:29 ID:[E693jow2]
のし
『ASkさんものしー』
6 名前: HKT(HktDr9Sj) XX/07/23 08:31 [p8hVhY/I]
突発キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
『始まって間もないなのにもう三人ですか(汗』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
67 名前: にくじゃが774人前 XX/07/23 08:42 [3I5Biow1]
>>DJ
今日は何やるん?
『今日はですね、とある人によって寝起きドッキリを仕掛けます』
68 名前: HKT(HktDr9Sj) XX/07/23 08:31 [p8hVhY/I]
陰謀てw(07/23)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『それではですね、今回はこちらの方法で行こうと思います』
『寝起きバズーカー!』
85 名前: にくじゃが774人前 XX/07/23 08:37 [4kKiN2Op]
バズーカキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
86 名前: KNK(KnkSoUer) XX/07/23 08:38 [ueQmN3qZ]
む、昔懐かしの寝起きバズーカ!?
87 名前: MNM(mNmSeaDg) XX/07/23 08:38 [ri4KeOne]
>>86 知っているんですかぁ!?KNKさん
88 名前: KNK(KnkSoUer) XX/07/23 08:38 [ueQmN3qZ]
音大騎馬頭烏渦(ねおきばずうか)
(中略)
民明書房刊『夜討ち朝駆け その全て』
89 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:38 [Fr3oG40R]
>>86-88 すでにもうお決まりのパターンになってる
『それじゃ、行きますよー3,2,1・・・』(07/24)
『おはようございます!(ドムッ)』
104 名前:にくじゃが774人前 XX/07/23 08:38 [arCaMgAQ]
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
105 名前:MNY(MNYwAnkO) XX/07/23 08:38 [3ReyO32f]
|・ω・)ノシ 楽しそうな事やってるようですね
106 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:38 [Fr3oG40R]
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
107 名前: MNM(mNmSeaDg) XX/07/23 08:38 [ri4KeOne]
キター*・゜゜・*:.。..。.:*・(゚∀゚)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!
108 名前:ASk(aSK4rUMC) XX/07/23 08:39 ID:[E693jow2]
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!! (07/25)
109 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:40 [Fr3oG40R]
起キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
110 名前:ASk(aSK4rUMC) XX/07/23 08:40 [E693jow2]
キタ―━―━―━―(゚∀゚)―━―━―━―!!!!!
111 名前:にくじゃが774人前 XX/07/23 08:40 [arCaMgAQ]
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!(07/27)
『い、いえ、空砲ですからそんなに警戒しないでください』
112 名前: KNK(KnkSoUer) XX/07/23 08:41 [ueQmN3qZ]
>>DJさん
警戒されてるんですか?
『警戒されてますよ〜、飛び出したと思ったら姿見えなくなりました』
117 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:41 [Fr3oG40R]
そういえば、ティミスさんとノルネさんって『Stealth9』とか
なんかそういうのらしくて敵に姿を見られた事がないとかっていう噂も
124 名前: MNM(mNmSeaDg) XX/07/23 08:41 [ri4KeOne]
>>123 知って(ry
『え、え?あ・・・きゃんっ!』
126 名前:MNY(MNYwAnkO) XX/07/23 08:42 [3ReyO32f]
Σ|;・ω・) !?
127 名前:にくじゃが774人前 XX/07/23 08:43 [arCaMgAQ]
なんか起きた
128 名前:ASk(aSK4rUMC) XX/07/23 08:44 [E693jow2]
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
129 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:44 [Fr3oG40R]
うわ、色の入ってる声
『ちょ、ちょっと待っ・・・ひゃっ!』
130 名前: KNK(KnkSoUer) XX/07/23 08:44 [ueQmN3qZ]
す、すごい事になってません?
131 名前:にくじゃが774人前 XX/07/23 08:44 [arCaMgAQ]
。 。
\ /
キター━━━━━( Д )━━━━━━!!!!
132 名前: MNM(mNmSeaDg) XX/07/23 08:44 [ri4KeOne]
>>DJ
な、何をされてるんでしょうかぁ?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ほ、放送されちゃうんですってば・・・!』
245 名前:ASk(aSK4rUMC) XX/07/23 08:50 [E693jow2]
>>DJd
乙カレーw
246 名前:にくじゃが774人前 XX/07/23 08:50 [arCaMgAQ]
ものすごいことを生でやってのけるラヂヲはここですか?
247 名前: KNK(KnkSoUer) XX/07/23 08:50 [ueQmN3qZ]
てぃのさんとティミスさんとノルネさんと・・・もう1人別の人の声が聞こえてきてたような・・・
248 名前: HKT(HktDr9Sj) XX/07/23 08:31 [p8hVhY/I]
はぁ(*´Д`*)はぁ
【あ、放送されてたんですか】
【これってマイク?】
248 名前: にくじゃが774人前 XX/07/23 08:51 [arCaMgAQ]
ティミノルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
250 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:52 [Fr3oG40R]
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
【うーむ、これは由々しき事態ということですね】
【こういう時は・・・】
【こういう時は?】
【着弾】
『え、ちょっと、"ちゃくだん"tt
268 名前: KNK(KnkSoUer) XX/07/23 08:54 [ueQmN3qZ]
あれ?聞こえないの私だけですか?
269 名前: HKT(HktDr9Sj) XX/07/23 08:54 [p8hVhY/I]
>>268 いや、こっちも聞こえなくなった
270 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:54 [Fr3oG40R]
鯖落ちた?
271 名前:MNY(MNYwAnkO) XX/07/23 08:54 [3ReyO32f]
|・ω・)こっちも聞こえませんよ〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『えっと、聞こえますか?』
287 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:57 [Fr3oG40R]
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
288 名前: HKT(HktDr9Sj) XX/07/23 08:57 [p8hVhY/I]
鯖復帰!
【む、意外に早く復帰しましたね】
【それ以上やったら流石にまずいって】
290 名前: MNM(mNmSeaDg) XX/07/23 08:57 [ri4KeOne]
聞こえますよぉ
291 名前:MNY(MNYwAnkO) XX/07/23 08:58 [3ReyO32f]
|・ω・)ノシ オッケイで〜す
『え、え〜と、それでは目的も達成致しましたので、
突発ラジヲ放送「てぃのらじ」現在リスナー数の方は・・・23名ですね
こんな朝早く、しかも突発なのにこんなにたくさん集まって頂き
ほんとうにありがとうございました。』
『それでは、えんいー』
293 名前: HKT(HktDr9Sj) XX/07/23 08:59 [p8hVhY/I]
>>DJ&ALL
おつかれー えんいー
294 名前:MNY(MNYwAnkO) XX/07/23 08:59 [3ReyO32f]
|・ω・)ノシ お疲れさまでした〜
295 名前: MNM(mNmSeaDg) XX/07/23 08:59 [ri4KeOne]
えんいー
296 名前: KNK(KnkSoUer) XX/07/23 08:59 [ueQmN3qZ]
>>DJさん&ALL
おつかれさまです えんいー
297 名前: MIK(MIkMoEkA) XX/07/23 08:59 [Fr3oG40R]
>>DJ氏&ALL
えんいー (07/30)
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「お疲れ様でした」
「う、う〜・・・やりすぎです」
てぃのがティミスとノルネに言った。
「敵襲かと思いましたが」
「戦場では先手必勝です」
思い思いに反論する二人。
「萌迦さんが「面白いからやってみよう」って言ったからやったんですよ」
てぃの、うっかり口を滑らす。
「・・・」
「・・・」
しばし双子は視線を交わす。
その後にターゲット目視、確認完了。
音も無く二人は姿を消した。
「むっ」
狙われたターゲットは神経を張り巡らす。
何せ相手は軍人、しかも阿吽の二人。
「そこかっ!」
繰り出した右ストレート。
しかし、そこに感触は無かった。
一瞬のスキを見つけた二人は狂い無く同時に挟み撃ちで襲いかかる。
左側からは上段蹴りが、右側からは腹部へのパンチが。
萌迦はその二つを瞬時に目視、瞬間的に神経ニューロンを伝わせて左手を頭部に、右手を腹部に。
足も手も止まった。二つの攻撃は二つの手によって防がれた。
止められたと分かるや否や双子は一度距離を取る。
戦いはまだ始まったばかりである。(08/06)
「・・・まあ、あの三人は放っといて」
金属音から打撃音まで幅広く聞こえ始めた現場を放置して言う。
"放置"と言っても比較的戦闘能力の高い愛海が止めに入りには向かったのではあるが。
「とりあえず・・・」
こんな状況にあっても未だに眠り続けるあゆみに視線を向かわす。(08/07)
時刻はとっくに9時を廻っている。
とは言っても今日はねとらじをやってたのでいつもより時間がかかってるだけだが。
コンッ コンッ
「え、え!?」
不意に聞こえたノック音。
「は、はーい」
突然の来客に戸惑いつつも多分、用があるんだと仮定してとりあえずドアを開ける。
「ユ、ユーザーさん!?」(08/10)
そこに現れたのは誰であろうユーザーと呼ばれる存在。
「にくじゃが」全員の起動時間を合計するとゆうに100時間は越えているといううつけ猛者である。
「起動しても誰も来ないから何だろうと思って」
「え〜と、ごめんなさい。あれとかこれとかです」
両手で示した先にあるのは服がすでにボロ切れと化している三名の姿。
誰にも止められないという旨もついでにユーザーに示した。
男のユーザーさんなら止められる、と仮名子・愛海・美香・てぃのは話の流れをそういう風に持っていった。
仮名子は真面目に頼みこむし、愛海の背中にはオーラが出てるし、
美香は何か念を送っているようだし、てぃのは心底気まずそうな視線を送っていた。
ミエナイチカラに押されてユーザーは戦地へと赴く。(08/11)
見たところでは2対1の変則バトル。
この場合は誰を止めるのが一番効率的かを考える。
考えても仕方が無いのでとりあえず萌迦を止める事にした。
今まさに左ストレートを打ち込もうとする萌迦の左手をユーザーが右手で制す。
「萌迦、そろそろやめr「邪魔!」
掴まれた左手を軸に体を一回転。
遠心力に乗った右拳をユーザーの顔面に向けて思い切りめりこませる。(08/12)
「うごぉっ!」
鼻っ柱が叩き折られ、顔から血が噴き出す。
「ユ、ユーザーさん!」
流血沙汰となったユーザーを周りのにくじゃが達が取り囲む。
怪我させた本人は何食わぬ顔で戦闘を続行している。(08/13)
流れ流れゆく鼻血を抑えながらバーサーカーになった萌迦を止めるのは多分無理だと判定。
ティミスとノルネの二人ならまだ大丈夫じゃないかと予測。
という事で二人を止める事とする。(08/14)
反省を活かし無防備に間に入るような事はしない。
ティミスとノルネの二人が一直線上に並んだ時に手を伸ばしてその動きを封じる。
これなら最小限の動きで止める事が出来るであろう。(08/15)
三人がどのように動いてどのように攻撃をしているか。
その規則性をよく見聞きし分かり、そして忘れずに。
今、二人の影が一つに重なった。
「今だ!」
ユーザーが二人の動きを制す。
だが、当のティミスとノルネは動きを止められたにも関わらず不思議な気を発し始める。
「ユ、ユーザーさん逃げてー!」
「北の大地をひたすら走る!」
「山形への道ひたすら走る!」
「「なお、除雪車にはお乗りにならないようご注意ください!」」
超
鐘
逗
流
・
仙
山
砲
[すーぱーべるずりゅう・せんざんほう]
二人の手から放たれる電車の形をした衝撃波。
思いっきり近づいていたユーザーが零距離でまともに喰らう。
「ああ、ユーザーさんが!」
ガシャンッ、パリンという窓ガラスをぶち破る小気味良い音と共にユーザーは空の彼方へと消えていった。(08/18)
「あ、あゆみさんが!」
「あゆみさんまだ目覚めない!?」
飛び散ったガラスの落下地点にはこの騒動でも目覚めないあゆみの寝姿があった。
美香が47Mbpsの速度であゆみの身体を庇おうとヘッドスライディングで飛び込む。
だが、はた目から見ても明らかにガラスの落下の方が早いのは目に見えて分かる。
美香自身もそう悟った。
その瞬間、美香の身体が光に包まれる。
電
網
家
奥
義
・
光
廃
場
[でんもうけおうぎ・ひかりふぁいばー]
※都合により流派の名前を変更してお伝えしております。
美香の動きが倍速する。
眠っているあゆみの身体をガラスの雨をくぐり抜けて美香は確保。
地面を蹴り、行きと同じ速度で戻ってきた。(08/23)
開いた口がふさがらないのが半数、闘争心を燃やしているのが半数。
「ん、うーん・・・」
床に置いたあゆみの身体が動き出す。
薄く目を開いて瞼をパチパチとさせながら辺りを見回す。
バズーカが発射されたりものすごい勢いで戦闘があったりしても
一向に目覚めなかったあゆみが起きた。
「・・・あゆみさんって」
「え?」
「物音で目が覚めるとかって無い?」
「そうですね、そんな気になりませんよ」
あゆみは物音ではほとんど目覚めないが揺すられたりすると起きるという事が分かったのは後の話。
「さて、これにて全員起床したことだし」
「今日も頑張っていきましょう」
「というかすでに九時を廻っている気がしますが」
「ゴーストだって生きてますから」
「ところでユーザーさんってどこまで行ったんだろうね」
「ユーザーさんの事ですからその内帰ってくると思いますよぉ」
「そ、そんな・・・ユーザーさん・・・」
「あ、そういえばミケ達も起こしてこなきゃ」
こうしてにくじゃが達の一日は始まっていくのでした。
第一部・完(08/24)
-次回予告-
何故か武闘大会に出場する事になったにくじゃが達!
燃える戦闘系にくじゃが!震える非戦闘系にくじゃが!
時に命の危機に瀕し、時に会心の勝利を得るにくじゃが達!
絶望の淵に燦然と現れたフリーシェルにくじゃが第九の刺客!
にくじゃが達は生きて帰ってこれるのか!
乞うご期待!
※嘘です。
※本文は予告無しに変更・削除される可能性があります。